テレワークが増えてきた昨今、今や、テレワークの知識が求められているのは間違いない。それは、リモートワークに関する労務管理の知識であったり、リモートワークを効率化する適切なツールの使い方や、情報通信システムの理解であったり、セキュリティ対策であったりと、と多岐にわたる。それを証明してくれる資格があれば、いろいろとプラスになるのではないか。
ということで、ネット検索してみると、何と、「リモート実務検定」というのがあった。実施期間は9/5~12月末日。まだ十分時間はある。「第1回リモート実務検定3級」。全国のテストセンターで実施。これは、持っていて損はないなという印象。けっこう、アピールできると思う。
公式ウェブサイトによると、メリットは、以下のとおり。
リモート実務検定のメリット
1. リモート実務能力を客観的に評価できる
2. 学生、社員のリモート実務知識の習得に利用できる
3. リモートワーク実施時において遵守する必要がある法令を学習できる
4. 合格者は履歴書やエントリーシートの資格欄や名刺に書くことができる
5. 就職、転職、昇格試験などでのアピールポイントにすることができる
6. 社員のリモート実務能力を客観的に計ることができ、配属先等の評価基準の一つとして利用できる
リモート実務検定の実施要項
実施要項は以下のとおり。
概要 | 内容 |
試験日程 | 第1回リモート実務検定3級 2020年9月5日(土)~2020年12月末日の毎日開催 |
受付期間 | 2020年8月11日(火)~2020年12月末日 受付け中 |
受験料 | 7,000円 |
受験資格 | 学歴・年齢・性別・国籍による制限なし |
受験方法 | オンライン試験(全国のCBTテストセンターのパソコン) |
試験時間(制限時間) | 60分間 |
出題形式 | 全50問・4択式 |
合格基準点 | リモート実務検定3級 35点以上で合格 45点以上でスペシャリストとして合格(50点満点中) |
持ち物 | 本人確認のため公的身分証明書(顔写真付1点、無し2点) |
試験内容はどんな感じだろう?
リモート実務検定の試験内容
第1章
リモートワークとは
リモートワークの種類
リモートワークに関する用語
リモートワークが生まれた背景
政府機関によるリモートワーク普及に向けた取組み
地方自治体によるリモートワーク普及に向けた取組み
新型コロナウイルス対策によるリモートワークへの影響
第2章
リモートワークを導入することのメリット
リモートワーク導入に必要な要素
リモートワークにおける適切な労務管理
– 労働基準法の適用に関する留意点
– 最低賃金法の適用に関する留意点
– 労働安全衛生法の適用に関する留意点
– 労働者災害補償保険法の適用に関する留意点
リモートワークにおける適切な執務環境
リモートワークにおける適切な情報通信システム
– ICT環境構築の方法
– リモートワークを効率化するツール
リモートワークにおけるセキュリティ対策
– 経営者が実施すべき対策
– システム管理者が実施すべき対策
– リモートワーク勤務者が実施すべき対策
リモートワークにおけるメンタルヘルス対策引用元: 公式サイト
パッと見の印象では、それほどボリュームはないのと、第一章で基本的な用語や、リモートワークが増えてきた背景とか、政府機関、地方自治体による取り組みを理解しつつ、第二章で実務的な内容を把握しておけば、短期間で十分、7割の合格点はいくのではないか。
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