IPA によると、「Emotet」(エモテット) と呼ばれる PC ウィルスが復活したとの情報が出ているので、テレワークや在宅ワークしている人にとっても、これは要注意かなと思う。
2021年11月14日頃から、Emotetの攻撃活動再開の兆候が確認されたという情報があります。また、Emotetへの感染を狙う攻撃メール(Emotetの攻撃メール)が着信しているという情報も複数観測している状況です。
引用元: IPA
今回は、そもそも、エモテットとは何か、ということと、エモテットのサンプルメールを紹介したい。
エモテットとは?
「Emotet」(エモテット) というウィルス名は、あまり聞いたことがなかったが、以下の情報によると、2014年から活動し、2019年に最も流行したウィルスとのこと。
Emotet (エモテット) は、ロシアを拠点とするマルウェア亜種およびサイバー犯罪活動である。GeodoやMealybugとしても知られるこのマルウェアは、2014年に初めて検出され、活発に活動したままであり、2019年で最も流行している脅威の1つとみなされている。
引用元:Wikipedia
Emotet (エモテット) から送られたメールのサンプル
この Emotet (エモテット) は、取引先や知人をなりすましたメールが送りつけられ、うっかりと添付ファイルを開くと、感染するという仕組みのようだ。
具体的に、どういうメールが送られてくるのか、そのサンプルを見てみよう。
引用元:IPA
件名が取引先からの返信を装っているので、じっくり見ないと気づかないかもしれない。
また、本人が送信した内容がそのまま引用されているので、うっかりと開いてしまいそうな印象だ。
さらに、添付ファイルが 「Word」 になっているので、開くのに抵抗がないという感じもする。
PC ウィルスからの感染を防ぐ 3つの 対策
やはり、PC ウィルスに感染させないようにする対策は、以下の3つであろう。
2. ウィルス対策ソフトを導入する
3. 怪しいメールやウェブページに注意し、添付ファイルは安易に開かない
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