最近、「5G」という言葉をよく聞くけど、そもそも5Gって何だろう。
英語にすると、”5th generation” = 「第五世代」の訳ということだが、じゃあ、いままで第一世代から第四世代まであったということ?、などと、次から次へと疑問が出てくる。
まず 5G のポイントだけでも掴んでおくと、5G の話題が出てきたときに、ある程度、話ができるのではないだろうか。
今回は、5G の意味、歴史、その影響を紹介したい。
5G の意味
第5世代移動通信システム(だいごせだいいどうつうしんシステム、英: 5th Generation、5G)は、1G、2G、3G、4Gに続く国際電気通信連合 が定める規定IMT-2020を満足する無線通信システムである。一般的に英語の5th Generation、「5G」から(ファイブジー、ごジー)などと呼ばれる。
引用元:Wikipedia
5G の歴史
以下の表を見ると、10年ごとに進化していることが分かる。
1G | 2G | 3G | 4G | 5G |
1980年代 | 1990年代 | 2000年代 | 2010年代 | 2020年代 |
音声主体のアナログ通信 | パケット通信に対応 | 共通の方式となった | スマホ時代 | 次世代のネットワーク |
5G の特徴と影響
5Gは、すべてのモノがネットにつながる「IoT」(Internet of Things ) 時代において ICT (情報通信技術) の基盤となるもの。上記の「5Gの歴史」が示すように、これまで、1G、2G、3G、4G、と進化してきて、5Gにたどり着いた。
引用元: 平成29年 総務省情報通信審議会新世代モバイル通信システム委員会報告
その特徴は、「超高速」、「超低遅延」、「多数同時接続」。この社会的インパクトはかなりのものになるという。
超高速 (eMBB):現在の移動通信して生むより100倍速いブロードバンドサービスを提供
超低遅延 (URLLC):タイムラグを意識せずにリアルタイムに遠隔地のロボット等を操作・制御
多数同時接続 (mMTC):身の回りのあらゆる機器がネットに接続、1キロ平方メートル当たり100万台の機器の同時接続
つまり、「超高速」では、2時間の映画を3秒でダウンロードできる。「超低遅延」は、離れていても、タイムラグを感じることなくロボット等の操作ができる。LTEの10倍の精度がある。「多数同時接続」では、ありとあらゆる機器がネットに接続する。自宅部屋内の約100個の端末、センサーがネットに接続可能とのこと。
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