スマホがあると、つい何かと、分からないことがあったら、すぐさまネット検索をするのが日課となっている。
そのときに表示されるサイトを上から順番に見ていき、記事タイトルから、求めているものが見つかりそうかな、と当たりを付けて、クリックしているかと思う。
この検索結果に表示される順位が、SEOの影響を大きく受けているとのことなので、ここでは、SEOを簡単に解説してみたい。
SEOって何?
SEO とは、Search Engine Optimization の略で、文字どおり、「検索エンジン最適化」のこと。 グーグルなどの検索エンジンで検索をかけたときに、自分のサイトが上位に表示させるようにする仕組みのこと。
では、そもそも検索ってどういう仕組みなのか?
検索の仕組みは?
検索の仕組みは、以下の図のようになっている。
つまり、Web検索とは、入力するキーワード (クエリ) の処理によって検索処理され、文書集合(検索対象とするすべての文書の集合)の中から文書処理 (索引付け)された索引 (インデックス) というデータベースにアクセスする。このインデックスから検索処理、つまりランキング (適合文書の順位の決定) を行ってから、適合文書が返されて、検索結果に表示されるという仕組みだ。
※ このランキングを決める要因は、検索キーワードの重み、サイト自体の人気度、情報の即時性、重要なタグ (title、meta description、見出し) が最適化されているかなど、さまざまな要因がある。
Googleなどの検索エンジンは、検索前からウェブクローラーが膨大な数のWebページから情報を収集し、索引 (インデックス) に登録して、情報を整理している。つまり、索引 (インデックス) は、図書館のようなもの、と言える。
クローリングのプロセス
検索エンジンは、各サイトのサイトマップのファイルを読み込んで、サイトを巡回し、サイトの情報を収集する。サイトマップとは、以下の図のように、サイト上のページや各ファイルの関係を伝えるファイルのこと。このサイトマップには、検索ユーザー向けのもの (html)と、クローラー向けのもの (xml) がある。
サイトの情報収集処理を「クローリング」と呼び、クローリングするプログラムは、「クローラー」と呼ぶ。クローラーは、ウェブページを見て、ページ上のリンクをたどり、リンクからリンクに移動して、ウェブページの情報を芋ずる式に取得している。
なので、クローラーがインデックスしやすいような内部構成にする必要がある。
SEO対策のメリットは?
SEO対策をしっかりやっていると、当然、自分のサイトの記事が上位に検索されることで、人の目につきやすくなり、クリックする人が増える。→ 費用をかけずに広告効果がある。→ 自社の商品を買ってくれる人が増える。
・広告効果がある。
・費用がかからない。
・自社の商品を買ってくれる人が増える。
検索エンジンに評価されるような対策とは?
グーグルの「検索エンジン最適化 (SEO) スターターガイド」によると、以下のとおり。
– Google がコンテンツを見つけられるようにする。
– クロール対象外のページを Google に指示する。
– Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする
– Google 検索の検索結果での表示を管理する
– サイトの階層を整理する
– コンテンツを最適化する
– 画像を最適化する
– サイトをモバイル フレンドリーにする
検索結果の順位が上がるかどうかは、いかにユーザーの利便性を最優先し、ユーザーのニーズに沿った記事を書くかによって評価される、というシンプルな仕組みだ。つまり、サイトの記事は、FAQサイトのようなもの、と考えると分かりやすい。
疑問や悩みを持ったユーザーが検索をかけて、求めている回答が得られるようなコンテンツかどうかが重要。
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