1-866からの電話はどこ？詐欺の可能性と着信が続くときの対処法を解説

突然スマホから大きな着信音が鳴ったので、見てみると、「1-866」からの電話通知が表示されることはないでしょうか。

迷惑極まりないので通話に出ないのは当然としても、どこからの電話番号なのか、気になりますよね。

そこで、今回は、1-866からの電話はどこからなのか、詐欺の可能性とともに、着信が続くときの対処法についてご紹介します。

1-866からの電話はどこ？基本的な仕組み

1-866は北米の番号で、日本にも着信することがあるようです。

1-866はアメリカやカナダで利用されるフリーダイヤル形式の番号で、企業の問い合わせ窓口やサポートラインとして使われることが多い番号帯です。

アメリカに住んでいたときに、テレビを見ていると、「このトールフリー番号にかけて」というCMがよく流れていたのを思い出しました。

アメリカ合衆国では、電話番号が”1-800″、”1-888″、”1-877″および”1-866″で始まる番号が着信課金サービスの番号である。英語では“トールフリー”（toll-free）とも呼ばれる。

引用元：Wikipedia

現地では一般的な番号ですが、日本への正規利用はほとんど見られません。

ただし、最近では詐欺業者や自動発信システムがこの形式の番号を偽装し、不審な電話をかけるケースが増えているようです。

国際回線を利用した詐欺目的の発信が主な原因で、日本国内に住む個人にも着信が発生します。

正規の企業が日本宛に1-866番号から電話するケースは非常にまれなため、基本的には「出ない・折り返さない」のが安全です。

1-866は詐欺目的で悪用されるケースが多い番号帯です。

1-866のような海外番号を使い、一度だけ着信させて折り返しを誘導する国際ワン切り詐欺が報告されています。

折り返すと高額な国際通話料が発生する恐れがあり、特に心当たりのない着信には注意が必要です。

サポート窓口や料金請求を装い、個人情報やクレジットカード情報を聞き出す目的で1-866番号を使用する詐欺も確認されています。

番号を偽装して正規企業を名乗る手口が増えており、内容に不自然な点があれば、すぐに通話を終了するべきです。

実際の報告では「無言電話」「英語の自動音声」「折り返し要求」「不自然に急かす対応」などが共通して見られます。

これらは典型的な詐欺の兆候であり、正規の海外企業が日本の一般個人へ突然電話をするケースは極めてまれです。

不審な海外番号からの着信は早めに対策を行いましょう。

iPhoneやAndroidには、特定の番号を手動でブロックする機能があります。

履歴から1-866番号を選び「着信拒否」または「番号をブロック」を設定するだけで、以後その番号からの着信を防止できます。最も手軽で効果的な対策です。

一部のキャリアや関連アプリでは、迷惑電話対策として外国番号の着信を制限したり、不審な番号をブロックできる機能が用意されている場合があります。

具体的な利用可否や設定方法はキャリアによって異なるため、契約中のキャリアの公式サイトやサポート窓口で最新情報を確認しておくと安心です。

知らない海外番号には出ない・折り返さないのが一番です。

また、SMSで届くリンクや不審なサポート通知にも注意し、個人情報を提供しないように気をつけましょう。

迷惑電話対策アプリを併用すると、被害リスクをさらに減らせます。

今回は、1-866からの電話はどこからなのか、詐欺の可能性とともに、着信が続くときの対処法についてご紹介しました。

不審な電話はすぐ出ずに、あとでじっくりと確認し、その番号をブロックするのが、安全かと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

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