あの頃の街並みや景色をもう一度見たいと思ったことはないでしょうか。
そんな時に役立つのが、Googleマップのストリートビューにある「過去画像」機能です。
本記事では、PC・スマホ別の操作手順や、便利な活用例や注意点をわかりやすく紹介します。
ストリートビューの過去画像とは?
Googleマップのストリートビューには、過去に撮影された景色を表示できる「過去画像」機能があります。
これは、同じ場所を複数回撮影している場合に限り利用でき、撮影時期ごとの画像を切り替えて閲覧できます。
保存されている期間は地域や場所によって異なり、都市部では十年以上前の写真が見られることもあれば、地方では数年分しかない場合もあります。
この機能を使えば、街並みや建物の変化を比較したり、思い出の場所を当時のまま振り返ったりすることが可能です。
PCでストリートビューの過去の景色を見る方法
GoogleマップのPC版では、簡単な操作で過去のストリートビュー画像を確認できます。
手順は、以下のとおりです。
- Googleマップ (https://www.google.co.jp/maps/) を開いて、任意の検索をしてから、右下の人型アイコン (ペグマン) をクリックします。
2. 青い線が表示されるので、任意の箇所をクリックします。
3. ストリービューが表示されたので、左上の「他の日付を見る」をクリックします。
4. 表示されたスライダーから、表示させたい年月を選択します。
5. 過去のストリートビューが表示されました。
スマホアプリでストリートビューの過去の景色を見る方法
スマホ版Googleマップアプリでも、過去のストリートビュー画像を確認できます。
外出先でも簡単に使えるので、旅行先や移動中にその場で昔の景色をチェックするのにも便利です。
手順は、以下のとおりです。
- Googleマップアプリを開いてから、見たい場所を長押しすると、左下に、ストリートビューのプレビュー画像が表示されるので、それをタップします。
2. ストリートビューが表示されるので、下部にある「他の日付を見る」をタップします。
3. 過去のストリートビューのプレビュー画像が表示されるので、任意の画像をタップします。
4. 過去のストリートビューが表示されました。
活用例
Googleマップの過去ストリートビューは、単に景色を見るだけでなく、思い出の振り返りや記録、比較などさまざまな使い方ができます。
ここでは代表的な活用例を3つ紹介します。
昔の自宅周辺や母校を見て懐かしむ
子どもの頃に住んでいた家や通っていた学校周辺を、当時の景色で見返すと懐かしい気持ちになります。
友人や家族と一緒に振り返れば、会話も盛り上がります。
工事や再開発前の風景を記録として確認
再開発や道路工事の前後を比較することで、街の変化を記録として残せます。
歴史的な変化や地元の発展を振り返る資料にもなります。
旅行先や有名スポットの変化を比較
以前訪れた観光地や有名スポットが、時間とともにどう変化したのかを比較できます。
旅行計画の参考や、SNSでの共有にもぴったりです。
注意点
ストリートビューの過去画像は便利な機能ですが、利用する際はいくつか知っておきたい注意点があります。
すべての場所で必ず見られるわけではなく、表示内容や期間も条件によって異なります。
過去画像がない場合もある
同じ地点が複数回撮影されていない場合、過去画像は表示されません。
特に地方や住宅街ではデータが少ないことがあります。
プライバシー配慮により一部がモザイク処理されている
人物の顔や車のナンバー、建物の一部は自動的にぼかし加工がされています。
これはプライバシー保護のためで、ユーザーが解除することはできません。
年月は場所によってバラバラ
保存されている期間や撮影頻度は地域差があります。
都市部では10年以上前の画像があることもありますが、地方では数年分しかない場合もあります。
まとめ
Googleマップの過去ストリートビューは、街並みや景色の変化を振り返り、思い出を再発見できる便利な機能です。
PC・スマホのどちらからでも簡単に操作でき、昔の自宅や母校、旅行先などを手軽に確認できます。
家族や友人と一緒に見れば、懐かしい会話が広がり、楽しい時間を共有できるので、活用してみてくださいね。
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